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30 :餅 ◆-:2006/06/17(土) 23:35:33 URL 編集
happy endで良かったw
どんなに暗くてもhappy endはイイネ


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そんなに漏れの日記はつまらんか
1 :ユスケ :2006/06/17(土) 23:20:15
ネタがないのでショートショート
やっぱり日記よりショートショートのほうが人気があるのねorz
只今の時刻22:40分
さぁ何分だろうね


「開かない扉」

此処はどこだろう
そんなこと知る由もない
あたりは一面白の世界
唯一白くないものといえば目の前にある大きな木製の扉だけ
その扉はどうやっても開かなかった
ドアノブを回しても
押しても
引いても
どうしても開かなかった
ふと見ると鍵穴がある
しかし鍵など持っているはずもない
今はいったい何時なんだろう
それより今は何年だ?
いったいどれくらいたった?
朝も夜もない白の世界で僕はただた立っていることしか出来なかった
それからどれくらい経ったのだろう
いつしか僕は扉を開けることを諦めていた
この扉の向こうには何があるのだろう
そんな好奇心さえももう失われていた
ふと扉を見ると紙切れが一枚挟まっている
その紙は写真だった
その写真はなんともないただの一枚の写真だった
しかしその写真はおかしかった
なにやら集合写真のようなのだが自分の姿しか見当たらない
しかしそんなことはどうでもいいことであって
特に気にも止めないで居た
白の世界で過ごし始めてそれから幾日かが経ったと思う
そろそろ生きていることにすら意味がないのではないかと思い始めた
ふと目に入った写真
そこにはやっぱり自分しか居ないわけであって誰も居ない
なんだかとても写真の中の人に会いたいと思った
しかしいくら思い出そうとしてもいっこうに誰のことも思い出せない
白の世界の中でそのことだけを考えていた
ある日
ふと一人を思い出した
とその時
写真の中にそいつが現れた
僕は必死に他のやつを思い出した
先生友達恋人家族
その一つ一つが鮮明に思い出される
最後の一人まで思い出し写真に全員が映し出されたとき
写真は形を変え鍵になった
その鍵を恐る恐る鍵穴に入れた
入った
ゆっくりと回してみる
回った
カチリ
そんな無機質な音が聞こえた
僕は大喜びでドアノブを回した
しかしドアノブは回らない
諦めかけていると
頭の上に何かが落ちてきた
ふと上を見上げると
白の世界にひびが入っている
そのひびはどんどん大きくなっていき
白の世界は崩れ始めた
僕は巻き込まれないように必死に逃げた逃げて逃げて逃げ回った
どれくらいが経っただろうか
白の世界はまだ崩壊している
いつの間にか僕はまた扉の前に立っていた
ゆっくりとドアノブを回す
やはり開かない
白の世界はもう崩れて黒の世界に変わりつつあった
ふと足元に亀裂が入った
次の瞬間僕は落ちていた
真っ暗な世界へ
扉は開かない
出口はどこだ
そんなことはわかるはずもなく
僕はただ暗黒の世界へと吸い込まれていく
扉は開かない
開かないのなら蹴破ろう
しかしそんなことが出来るのか
木製のあの扉を
ふと目を開けると僕は1m四方の白の領域に立っていた
目の前には開かない扉
力を込めて思い切り蹴る
扉はびくともしない
もう無理なのだろうか
写真の人たちにはもう会うないのだろうか
いやだ
絶対にいやだ
今度はより力を込め会いたい気持ちを込めて
力いっぱい扉を蹴った


扉は開かなかった
鍵となった写真を取り出してみた
それは鍵のままだった
そもそも此処はどこだ
何もない
誰かの此処の心のようだ
誰か?
誰だ?
そうだ自分だ
此処は自分の心の中らしい
皮肉なもんだ自分の心の中に閉じ込められたらしい
心の扉は閉ざされたままのようだ
それなら無理やりこじ開けようじゃないか
自分の胸に手を当ててみる
本来なら出来るはずがないのだが此処は自分の心の中
何だって出来る
僕は徐に胸に手を入れ
めいいっぱい開いた
そこには見慣れた扉が一つ
あの木製の扉だ
僕は無理やり扉の向き間に指をねじ込み
思い切り開いた
その瞬間白の世界も黒の世界も一瞬にして消し飛んだ

目を開けるそこにはいつもの部屋
いつもの景色
いつもの空気
いつもの匂い
いつもの場所に帰ってきた
結局大きな木製の扉は開かなかった
あの扉の向こうには何があるんだろうか
いづれわかるのだろうか
「さぁ仕事だ」
なんともない世界が始まる
僕は元気良く部屋の窓を開け外へと飛び出した
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30 :餅 ◆-:2006/06/17(土) 23:35:33 URL 編集
happy endで良かったw
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ユウ◆ 悠々蒼天 /
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